Blog(3) 日常:シュタイアーマルク・スロベニア週末旅行

2025.10.14

ウィーンで生活していると本当に日本語を話す機会が少なくなります。
私の職場での言語は基本的に英語(少しドイツ語)、買い物・レストランでの会話はドイツ語、旦那P氏との会話はほぼ英語(ところどころ日本語&ドイツ語)なので、友人や家族と電話をしない時期が続くと、
1~2か月日本語を話さない時期はざらにあります。

日本に一時帰国するたびに、最初の1週間くらいは日本語をスムーズに話すのに本当に苦労します(笑)母国語なのに!!
なんだかヘンテコな文章を話していたり、全く単語が出てこなかったり、、当たり前ですが、話したり、書かなかったりすると、どんどん言語使用能力が下がっていくものですね、筋トレと同じですね。

そんな中、私はウィーンで日本人コミュニティ(クラブ)に所属しておりまして、このクラブでのイベントは私がウィーンで唯一思う存分日本語を話すことができる貴重な場所なのです:)
先週末土曜から日曜にかけて、こちらのクラブの週末小旅行に参加しまして、シュタイアーマルク(南オーストリア)から北部スロベニアを巡る旅をしてきました♪

スロベニア共和国は中央ヨーロッパに位置する、人口200万人ほどの国です。首都はリュブリャナ。
オーストリア・ハンガリー・イタリア・クロアチアと国境を接しており、西側は地中海につながっています。公用語はスロベニア語、スラブ語圏の言語なので、チェコ語、セルビア語なんかと言語体系が近いのだと思います。
今回はオーストリアに近い北スロベニアに行ったので、ドイツ語を話す人がたくさんいて、お店などのメニューもドイツ語が用意されていました。

スロベニア国境に近いオーストリア都市はシュタイアーマルクという場所でして、こちらオーストリアワイン、特に白ワインの名産地として知られています。

こちら国境沿いの写真ですが、一面に広がる緑!!ワイン畑たち!!綺麗ですね~。こちらの畑でソーヴィニヨン・ブラン、ピノノワールなどなど、色んな種類の白ワインが作られているそうです。

特にオーストリアでは、こういうワイン畑の近くにホイリゲ(Heuriger)やブッシェンシャンク(Buschenschank)と呼ばれるレストランがあります。ここで外に座って、ワイン畑を眺めながら、取り立てのワインを飲み、チーズやハムをつまむわけですね!!

今回立ち寄ったレストラン、天井にワインの葉っぱがくっついていてかわいいですね~。こういうレストランでは白ワインがとてつもなく安く飲めるので、オーストリア旅行に本当におすすめです(特に夏!!)。

緑に囲まれながらさらに一時間ほどドライブをすると、スロベニアに到着しました。今回は首都のリュブリャナではなく、マリボルという街に滞在しました。THE古き良きヨーロッパの街なみ、という感じの街。中央を流れるDrava川、そこにかかる橋には哀愁がただよっていました。本当にきれいだったなぁ。

そしてですよ!地中海に面しているということは、魚が食べられるのです!!!!!!!

これは私がオーストリアで抱える大きな問題の一つ、魚なさすぎ、高すぎ問題。オーストリアは内陸地域なので、海のお魚を食べる機会があまりありません。魚はあってもマスなどの川魚、たまにマグロとかあってもとてつもない値段がします(笑)

なので今回のスロベニアでは本当に、海のお魚を食べるのを楽しみにしていたんです、、!

タコとタコ墨のリゾット、絶品でした、、!大満足!!!

という感じで、ヨーロッパは本当に色んな国に行きやすいです。そして少し国境を越えただけでも雰囲気が全然違ったりします。色んな国の言語や文化を経験できるのは、ヨーロッパ在住者の特権ですね。

それでは今回はここまで!Bis Bald!

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