Blog(11) 日常:ムウとクルミと、ときどき私。
2025.10.24
私は無類の犬好きです。
お散歩中のワンちゃんたちを見ると、自分のほっぺたが「かわいい~♡」と地面に溶け込んでいくのを感じます。
ウィーンにはワンちゃんを飼っている人が本当にたくさんいるので、大型犬から小型犬まで、色々な種類のワンちゃんたちのご尊顔を、毎日おがむことができます。えへへ。
かくいう私たち家族も、二匹の犬を飼っています。ムウちゃんは私たちと一緒にウィーンに、クルミちゃんは日本で母と暮らしています。本日のサムネイルは、ウィーンのカフェで、ウトウト眠りこけているムウの写真です(笑)
クルミには、日本に帰ったときにしか会えないので、少し寂しいですが、再会するたび、「おかえりなさい~!!!!」と感激のダンスで迎えてくれます(笑)なんて尊いんでしょうねぇ、犬たちは。
二匹とも、犬種はダックスフンド。ムウはシルバーダップルといって、グレー・黒・茶色の三色、クルミは赤茶色。
二人とも、この世のものとは思えない愛くるしい目で、私たちを見つめてくるのです。
ドイツ語には「Dackelblick(ダックスフンドの眼差し) 」という言葉があります。「温かさ、優しさ、誠実さ、そして愛情を放つ人間の表情」を形容する言葉です。さすがダックスフンドの出生地ドイツ!ダックスフンドパワー全開なのです。あはは。
このブログを書いている間も、ムウは食後の睡魔に襲われ、私の膝、ソファ、ベットを巡回してウトウトしています。目がトロトロで、とってもかわいい。
たまぁに私の横にフラッと現れ、「お姉たん、まだお仕事~?」と首をかしげてくるのです。
私にとって彼女たちは何にも代えがたく、私の家族で、私の人生をかけて守り、幸せにしてあげたいと思う存在です。彼女たちの幸せは、私の幸せなのです。
今年で9歳になるムウ。前に飼っていたダックスフンドのジンジャーは、16歳で亡くなりました。あとどれくらい一緒にいることができるか。あとどれくらい一緒に散歩にいけるか。あとどれくらい、彼女の、あの安心しきった寝顔を見られるのか。それは私には分かりませんが、私は彼女が、私の傍にいてくれる限り、彼女の笑顔のために、チキンスープを作ってあげたいなぁ、と、毎日そう思うのです。
私に愛情を注いでくれて、私に愛を与えさせてくれて、本当に、ありがとう。
Bis Bald!