Blog(13) 日常:食欲の秋!St. Martine’s Dayに食べる、Martinigansl

2025.10.28

今朝も秋晴れですっきりと晴れているウィーンです!皆さん、おはようございます!気温も空気もすっかり秋!スーパーマーケットにも、カボチャやキノコ、秋の食材たちがずらりと並んでおります。

秋といえば食欲の秋。そしてオーストリア(ドイツも多分そう)は、季節の食べものをとっても大事にする国だと思います。Zeit (ツァイト)というのはドイツ語で「時間」という意味ですが、オーストリアではこの単語が季節の食べ物と組み合わされてよく使われます。四月頃にはSpargel Zeit(アスパラの季節)、秋になるとKürbiszeit(カボチャの季節)。みたいな感じで、レストランでも、季節ごとにメニューがどんどん変わっていきます。ここに季節を感じ、旬の食材を食べに、友達たちでレストランに行ったりするんですねぇ。

そして10月末~11月末にやってくるのが、Martinigansl (マティーニガンス)。ガチョウの季節ですね。これがもうたまらなく美味しいのです。

ここでは11月11日、聖マーティンの日にガチョウを食べる風習があります。聖マーティンは、司教になりたくなかったので、誰にも見つからないようガチョウ小屋に隠れていたところ、ガチョウの鳴き声で居場所がばれてしまった。という、かわいいのか情けないのか、よくわからない逸話に発端しているそうです(笑)

何が発端であれ、聖マーティンさん、ガチョウを食べる風習を授けてくださったことに大感謝。マティーニガンスは、ダチョウをローストしたものを、紫キャベツ(rotkraut、たまにリンゴも一緒に混ざってたりします)と、クヌードル(お団子ですね)と一緒に、グレービーソースのような濃厚なソースといただきます。これがもう本当に美味しい。アルコールの味が染みた濃厚なソースは冬の訪れを感じさせます。

そしてポイントは、このクヌードルがポテトのクヌードルであること!!!これ絶対!!オーストリアで食べるクヌードルには二種類あります。古くなったパンを使って作るゼメルクヌードルと、ポテトを混ぜて作るカトフェルクヌードルです。ゼメルクヌードルはチェコ料理でも毎回一緒に出てくるような、少しパサパサしたものですが、カトフェルクヌードルにはデンプンが入っているのでモッチモチ。日本でいうと多分お芋のお餅と近いと思います。

この3つの主役が奏でるハーモニーったらみなさん。脱帽に美味しいのです。マティーニガンスをレストランで食べるには基本的に予約が必要なので、観光客メインのお店ではあまり見かけない気がします。

まさに土地の習慣であるマティーニガンス、オーストリア・ドイツに秋頃に来る予定がある方は、是非、本当に是非!マティーニガンスを食べてみてください。

Bis Bald!

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